デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

大正9年6月15日（1920年）

是日当病院賛助婦人会常議員会開カレ、同会規約ニ依リ栄一之ガ顧問ヲ嘱託セラル。爾後屡々会合ニ出席ス。

青淵先生公私履歴台帳　　　　　　　　　（渋沢子爵家所蔵）
一泉橋慈善病院賛助婦人会顧問　九年六月

財団法人泉橋慈善病院第拾参回報告　（自大正九年一月一日自同年十二月卅一日）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　付録第二・第一二―一三頁　刊
　　　　賛助婦人会報告　第一　（大正九年度）
○上略
　　　　　　（四）　第一回常議員会
六月十五日午後二時本院ニ於テ開会　○中略
次ニ役員ノ選挙ニ移ル
○中略
　三、本会顧問ハ規約第四条第四項ニ依リ、泉橋慈善病院評議員・理事・監事・病院長・副院長ヲ、会長ヨリ嘱託スル事
○下略

渋沢栄一　日記　　大正一〇年　　　　　（渋沢子爵家所蔵）
三月二十五日　雨　寒
○上略　午飧後兼子ト共ニ泉橋慈善病院ニ抵リ、婦人会ニ参加ス　○下略

財団法人泉橋慈善病院第拾四回報告　（自大正十年一月一日至同年十二月卅一日）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　附録第二・第二―四頁　刊
 - 第31巻 p.146 -ページ画像 
　　　　賛助婦人会報告　第二　（大正十年度）
○上略
　　　　　　（二）　常議員会
○三月廿五日午後二時、本院ニ於テ開会
　出席者、井上会長、渋沢副会長、岡田・団両幹事、渋沢子爵・三井男爵・田代・木村・有賀・船尾各顧問、溝口主事、徳沢会計主任
　決議事項ノ主ナルモノ左ノ如シ
　一、事業並ニ会計報告ヲ承認スルコト
　二、本会引受ノ妊産婦・小児入院費用一人一日金壱円ヲ金壱円弐拾銭ニ改メ、大正十年一月一日ヨリ実施スルコト
　三、総会ヲ四月七日午前十時開会ノ本院記念会後、直チニ開会スルコト
　四、田代顧問ニ専務顧問ヲ嘱託スルコト
　五、病人相談所ヲ院内ニ設置スルコト
○中略
　　　　　（三）　総会
○四月七日午前十時、本院記念式ニ引続キ左ノ順序ニ依リ総会ヲ行フ
　一、事業報告　　　　　　　　　　　　　田代専務顧問
　二、講話　　社会事業ト母性　　文学士　矢吹慶輝氏
　三、閉会
　四、茶菓
　五、院内随意参観
　来賓、（本院記念式記事　○第一三四頁参照）

竜門雑誌　　第四五三号・第八一頁　大正一五年六月
　　　　青淵先生動静大要
　　　　　　四月中
○中略
七日　○中略　泉橋慈善病院　○中略　同院賛助婦人総会（同院）　○下略

財団法人泉橋慈善病院第十九回報告　（自大正十五年一月一日至昭和元年十二月卅一日）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　付録第二・第二―三頁　刊
　　　　賛助婦人会報告　第七　（大正十五昭和元年度）
○上略
　　　　　（二）　総会
○四月七日　午後二時本院記念式ニ引続キ左ノ順序ニ依リ総会ヲ行フ
　一、事業報告　　　田代専務顧問
　二、協議　　　一、役員改選ノ件
　　　　　　　　二、大正十四年度決算報告承認
　　　　　　　　　　同十五年度予算決定
　三、講話　　　国史に現はれたる社会事業
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文学博士　辻善之助氏
　四、院歌
　五、閉会
　　　　　茶菓
 - 第31巻 p.147 -ページ画像 
　来賓、（本院記念式記事　○第一三六頁参照）

竜門雑誌　　第四六四号・第六七頁　昭和二年五月
　　　　青淵先生動静大要
　　　　　　四月中
○中略
七日　泉橋慈善病院　○中略　賛助婦人会総会（同院）

財団法人泉橋慈善病院第弐拾回報告　（自昭和二年一月一日至同年十二月卅一日）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　付録第二・第二―三頁　刊
　　　　賛助婦人会報告　第八　（昭和二年度）
○上略
　　　　　　（二）　総会
○四月七日　午後二時本院記念式ニ引続キ、左ノ順序ニ依リ総会ヲ行フ
　一、事業報告　　　田代専務顧問
　二、協議　　　大正十五・昭和元年度決算報告承認　昭和二年度予算決定
　三、講話　　　大正十四及十五年ノ二ケ年間ニ於ケル家庭訪問調査成績
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　医学博士　田代義徳氏
　四、院歌
　五、閉会
　　　　　茶菓
　来賓（本院記念式記事　○第一四〇頁参照）