デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

6章 学術及ビ其他ノ文化事業
5節 新聞・雑誌・通信・放送
1款 新聞・雑誌 2. 東京経済雑誌
■綱文

第48巻 p.220(DK480056k) ページ画像

大正8年6月16日(1919年)

是日栄一、「東京経済雑誌」創刊四十周年記念号ノタメニ祝文ヲ撰ス。


■資料

東京経済雑誌 創刊四十周年記念号・第六五―六六頁大正八年七月刊 東京経済雑誌の発展を祝す 男爵渋沢栄一(DK480056k-0001)
第48巻 p.220 ページ画像

東京経済雑誌 創刊四十周年記念号・第六五―六六頁大正八年七月刊
    東京経済雑誌の発展を祝す
                   男爵渋沢栄一
 東京経済雑誌は創刊以来正に四十周年、今や其記念号を発行すると共に更に内容の拡張を図らんとす、余は本誌の創刊者たる故田口博士と親交あり、且本誌の賛助員としても関係浅からざるものありき、想ふに故田口博士が本誌を経営するや正論讜議諸般の世務に献言し、其所論の行はれたるもの亦少からず、博士逝きて十五年、塩島・西島等の諸氏よく其遣業《(遺)》を紹ぎて計画宜しきを得、玆に其発展の運に向ふ、博士在天の霊も亦必感喜する所あらん、余は多年銀行業に努力し微功の誇るべきものなしと雖も、経済界の前途に就きては今尚ほ深く留意しつゝあり、殊に既往五年に亘れる世界の大戦乱は本邦実業界に対して大促進の機会を与へ、今や戦乱終熄して気運の一変するに際して、玆に本誌発展の挙を見る、余は欣賀措く能はざると共に又今昔の感に堪へざるものあり、因りて一言を寄せて以て前途の多幸を祝福す
   ○「竜門雑誌」第三七四号(大正八年七月)ニ右全文ヲ転載セリ。但シ末尾ニ「大正八年六月十六日男爵渋沢栄一」ト年月日、署名ヲ付ス。



〔参考〕渋沢栄一 日記 明治四三年(DK480056k-0002)
第48巻 p.220 ページ画像

渋沢栄一 日記 明治四三年       (渋沢子爵家所蔵)
六月十五日 曇 冷
午前七時起床、入浴シテ後朝飧ヲ食ス、畢テ北川由之助氏ノ来訪ニ接ス、経済雑誌発行ニ関シテ依頼シ来レルナリ○下略



〔参考〕渋沢栄一 日記 明治四四年(DK480056k-0003)
第48巻 p.220 ページ画像

渋沢栄一 日記 明治四四年       (渋沢子爵家所蔵)
十一月十四日 晴 寒
○上略 偕楽園ニ抵リ経済雑誌社ノ案内ニ係ル会合ニ出席ス、阪谷・佐々木・角田真平氏等来会ス、夜飧後種々談話シテ十時散会○下略